【日语共读】我是猫(52)

【日语共读】我是猫(52)

2018-05-05    03'05''

主播: 日语主播

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介绍:
【日语共读】我是猫(52) 2018-05-04 露路袁 日语之声 “ 吾輩は猫である ” 皆さん、こんばんは。 今天继续由主播露路袁为大家带来 夏目漱石的《我是猫》共读。 我是猫(52) 来自日语之声 03:0503:05 -我是猫52- 《我是猫》是日本作家夏目漱石创作的长篇小说,也是其代表作。这部作品写于1904年至1906年9月,1905年1月起在《杜鹃》杂志上连载,不久,编成上、中、下三册出版。 夏目漱石为发泄多年郁愤而写成的长篇小说《我是猫》,淋漓尽致地反映了二十世纪初,日本中小资产阶级的思想和生活,尖锐地揭露和批判了明治“文明开化”的资本主义社会。 这部作品是以一位穷教师家的猫为主人公,以这只被拟人化的猫的视角来观察人类的心理。这是一只善于思索、有见识、富有正义感又具有文人气质、但至死也没有学会捕捉老鼠的猫。 僕は速かに細君を書斎へ呼んだよ。呼んで御前は女だけれども many a slip 'twixt the cup and the lip と云う西洋の諺くらいは心得ているだろうと聞くと、そんな横文字なんか誰が知るもんですか、あなたは人が英語を知らないのを御存じの癖にわざと英語を使って人にからかうのだから、宜しゅうございます、どうせ英語なんかは出来ないんですから、そんなに英語が御好きなら、なぜ耶蘇学校の卒業生かなんかをお貰いなさらなかったんです。あなたくらい冷酷な人はありはしないと非常な権幕なんで、僕もせっかくの計画の腰を折られてしまった。君等にも弁解するが僕の英語は決して悪意で使った訳じゃない。全く妻を愛する至情から出たので、それを妻のように解釈されては僕も立つ瀬がない。それにさっきからの悪寒と眩暈で少し脳が乱れていたところへもって来て、早く有為転変、生者必滅の理を呑み込ませようと少し急き込んだものだから、つい細君の英語を知らないと云う事を忘れて、何の気も付かずに使ってしまった訳さ。考えるとこれは僕が悪るい、全く手落ちであった。この失敗で悪寒はますます強くなる。眼はいよいよぐらぐらする。妻君は命ぜられた通り風呂場へ行って両肌を脱いで御化粧をして、箪笥から着物を出して着換える。もういつでも出掛けられますと云う風情で待ち構えている。僕は気が気でない。早く甘木君が来てくれれば善いがと思って時計を見るともう三時だ。四時にはもう一時間しかない。「そろそろ出掛けましょうか」と妻君が書斎の開き戸を明けて顔を出す。自分の妻を褒めるのはおかしいようであるが、僕はこの時ほど細君を美しいと思った事はなかった。もろ肌を脱いで石鹸で磨き上げた皮膚がぴかついて黒縮緬の羽織と反映している。その顔が石鹸と摂津大掾を聞こうと云う希望との二つで、有形無形の両方面から輝やいて見える。どうしてもその希望を満足させて出掛けてやろうと云う気になる。それじゃ奮発して行こうかな、と一ぷくふかしているとようやく甘木先生が来た。うまい注文通りに行った。 我便慌忙把内人叫到书房,问她:“你虽然是个女子,但是总该知道西方有一句谚语吧!‘many a slip,twit the cup and the lip。’‘那种横行文字哪个才懂?你明知我不懂英文,却偏拿英文来耍笑我。好哇!反正我不会英文。你既然那么喜爱英文,为什么不讨个教会学校毕业的小妞做老婆?再也没有像你那么冷酷的人了。’她异常地气势汹汹,将我精心设计的计划拦腰斩断。不过,在诸公面前,也该辩白几句。我说英文,绝非恶意,完全出于怜爱妻子的一片真情。可是内人竟然理解为另一种含意,真叫我啼笑皆非。而且,我一直打冷战,两眼发黑,脑子也有点乱。真是祸不单行。一时性急,竟过早地对她灌输‘盛极必衰、生久必亡’之理,以至忘记了她不懂英文,便信口说句英语。思量起来,这全怪我,完全是一次失误。由于此番败局,我冷战越打越凶,眼前越来越发黑。内人已经奉命去洗澡间光着上半身化妆,从衣柜里拿出衣服换上。她是整装以待,那神情在说:‘随时可以动身的。’我心急如焚。甘木君早些来就好啦。一看表,已经三点钟。距四点还有一个小时。内人拉开书房的外门,见面就说:‘该走了吧!’夸奖自己的老婆,也许令人好笑,不过,我从来没有觉得妻子像这么漂亮过。她上身裸着,用肥皂擦洗过的皮肤柔润发光,与黑绸小褂交互辉映;由于用肥皂揉搓和盼望听摄津大椽唱戏这两条原因,光辉发自有形无形的两个方面,但见她的面上艳彩如霞。我想,无论如何也要满足她的希望;就横下心来去一趟吧!我刚吸了一支烟,难得甘木医生驾到,真是一顺百顺。 主播 | 露路袁 小编 | tsuki酱 责编 | 日语之声