秒速五厘米——樱花抄(片段二)

秒速五厘米——樱花抄(片段二)

2020-08-30    02'55''

主播: 或る時

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介绍:
あかりからの最初の手紙が届いたのはそれから半年後、中一の夏だった、彼女からの文面は全て覚えた、約束の今日まで、二週間かけて僕はアカリに渡すための手紙を書いた、あかりに伝えなければいけないこと、聞いてほしいことが、本当に僕にはたくさんあった。とにかく明里の待つ駅に、向かうしか、なかった。 收到明里第一封信是那之后半年后初一的夏天,信的大体内容,我仍然记忆犹新。到约定的今天为止,我花了两个星期的时间写了这封信给明里,想要传达给明里的心意思,希望她倾听的话语。对我来说,真的有很多。总之,现在只能向明里在等我的那站慢慢行进了。 手紙から想像する明里はなぜかいつもひとりだった。電車はそれから結局、二時間も何もない荒野に留まり続けた。たった1分のものすごく長く感じられ、時間ははっきりとした悪意を持って、僕の上をゆっくりと流れていった。僕はきつく歯を食い縛り、ただとにかく泣かないように耐えているしか、なかった。あかり、どうか、もう、家に、帰っていてくれれば、いいのに。 从信中想像明里,不知为何总是孤单一人。结果,列车接下来在空荡荡的荒野里停了两个小时。此刻即便是一分钟,我也觉得十分漫长,然而时间就这样无情地从我身边慢慢溜走了。我咬紧牙关,只能一直强忍着不哭出来。明里,如果你已经回家了,就好了…… その夜、僕達は畑の脇にあった小さな納屋で過ごした。古い毛布に包まり長い時間話し続けて、いつの間にか眠っていた。朝動きはじめた電車に乗って、僕は明里と別れた。あかりへの手紙をなくしてしまったことを、僕はあかりに言わなかった。あのキスの前と後とでは、世界の何もかもが変わってしまったような気がしたからだ。彼女を守れるだけの力が欲しいと強く思った。それだけを考えながら僕はいつまでも窓の外の景色を見続けていた。 那晚我们是在田边一坐小仓库中度过的,裹着陈旧的毛毯,聊了很长时间,不知不觉中睡着了。清晨,坐上头一班列车,我和明里告别了。我没有告诉明里我弄丢了原本要给她的信,大概是因为在那个吻之后,世上的一切仿佛全都改变了。我渴望自己能有保护她的力量,凝望着窗外的风景,我这样想着。