楽しみだな
あと三年して卒業したらこっちのほうで就職探すつもりなの
そしたら もっと一緒にいられるわ
秋も 冬も
春も ずっと ね
蛍 俺のこと 話すよ
俺は妖怪ではない けれど もはや人でもない
人の子だったらしいけど 赤ん坊の頃 この森に捨てられたんだ
捨てられたばかりの俺は 手が付けられないほど泣いたらしい
まるで捨てていった親を呼び続けるように
いつまでも泣き止まなかったそうだ
本来そのとき 命を終えていたはずだったけれど
山神様が憐れんで 妖術で生かし続けてくれている
それに甘えて いつまでも成仏しようとしない
幽霊のようなものなんだ
蛍 忘れてしまっていいんだよ
妖術で保たれている体は とても脆い
本物の人の肌に触れると 術が解けて消えてしまう
そんなあやふやなもの 君がいつまで…
触れると消えてしまうなんて まるで雪のようね
私ね ギン 冬の間もギンのことを考えていた
秋も 春も
ギン 忘れないでね 私のこと 忘れないで
時間がいつか 私たちを分かつでしょう
けれど それでも
その時まで 一緒にいようよ
我好期待哦
等再过三年毕业以后 我打算在这边工作
那样的话 就可以经常在一起了
无论是秋天 冬天
还是春天 永远 对吧
小萤 跟你说说我的故事吧
我并不是妖怪 但也已经不是人类了
虽然曾经是人类的小孩 但是在是婴儿的时候就被丢弃在了这座森林里
刚被丢掉的时候 我不停地哭着
仿佛在不停呼唤着抛弃我的父母一样
一直没完没了地哭着
本来那个时候 我的生命就应该结束了
但是山神大人怜悯我 用妖术让我继续活下去
因为这样…我一直都没有死
成了幽灵一样的存在
萤 你可以忘掉我 没关系
用妖术维持的身体 非常脆弱
一旦被真正的人类的肌肤所触碰 法术就会失效 然后我会消失
我就是这种飘忽不定的存在 你永远都…
一碰就会消失 就像雪一样呢
我啊 银 冬天的时候也在想银的事
秋天也是 春天也是
银 不要忘了我哦 不要忘了…
总有一天 时间会将我们分开吧
但是 即便如此
在那个时刻到来之前 我们都要在一起哦