【夜读书】From everywhere-30 朗读:lemon文:坂本真绫

【夜读书】From everywhere-30 朗读:lemon文:坂本真绫

2016-12-05    05'25''

主播: 初声日语

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介绍:
初声电台听友QQ群:545191329 进群勾搭主播们吧! 【夜读书】在夜晚为你读一本好书,一篇好文,让你闭上眼睛随着我们的声音带到那书中的世界。  今天我们【夜读书】要为大家读的是选自人气声优兼歌手兼人妻的坂本真绫老师的一本欧洲随行笔记【From Everywhere】 朗读:初声教学部 Lemon 译文:初声教学部 阿鲁 *************************************************************** 電車の出発時刻の2時間も前にプラハ中央駅に到着してしまった。何があっても良いようにと早めの行動をしたんだけどいくらなんでも早すぎ? 駅前のベンチに座ってぼんやり時間をつぶす。朝の9時前。スーツ姿の人、学生さん、赤い電車から黄色い電車へ、黄色い電車から青い電車へと、みんな駅の中を自在に歩いて電車の乗り換えをしている。私がこの街の地下鉄を乗り継ぐには路線図とにらめっこして、読めないチェコ語の駅名を何度も確認して、本当に大変な作業なのに。この人たちにとっては当たり前のことなんだよなあ。地下鉄の切符の自動販売機もそうだ。黄色やオレンジのビビットな色の組み合わせが私にはとてもポップで可愛く見える。だから写真も撮ったりしたんだけど、そばにいたおばあさんは「そんなもの撮って何がおもしろいの」という呆れた表情でこっちを見てた。そういえば以前渋谷で外国人が薬屋さんの「マツモトキヨシ」の看板を何枚も熱心に撮影してたのを見て私も奇妙に思ったことあるなあ。当たり前にいつも目にしているものは何の疑問もなく素通りしてしまう。ちょっと視点が変わるだけで、こんなにも目に映るもの全てが特別でおもしろいのに。今日と言う日も彼らにとっては当たり前の火曜日で、これからいつもの道順でいつもの職場に行き、良いことと面倒くさいことが少しずつあり、誰かと食事をしたりテレビを見たり、そんなとっても当たり前でとっても素敵な時間を過ごして、眠りにつくときには「何もない1日だった」なんて言うのかも。私はこれから見知らぬ国へ行こうとしてる。たった1本の電車に乗るためにソワソワして2時間も前に到着してしまうくらい特別な1日。同じ景色の中にいて、まるで違うものを見ているんだなあ。 ヨーロッパの鉄道はどの電車が何番ホームに到着するかが直前までわからないので、コンコースにある運行掲示板の前でみんなその発表を待っている。日本の感覚ではありえないけど遅延も日常茶飯事って話だ。私が乗るはずのスーパーシティーも、予定時刻の20分前になってもまだ出発ホームが明らかにならなかった。でもそんなよくわからない感じもまた、冒険の匂いがしてワクワクする。これが記念すべき私の鉄道の旅デビューだもの。 火车发车2小时前我就到达了布拉格中央车站。为了能从容应对突发事件,我早早地出门了,但是不是早过头了? 我坐在车站前的长椅上发呆打发时间。现在还不到早上9点。穿着套装的上班族、学生,从红色的火车换乘到黄色的火车,从黄色的火车换乘到蓝色的火车,大家都在车站中自如的倒车。我在这儿换乘地铁的时候,需要对照着手中的地图,反复的去确认那些念不出来的捷克语的站名才行,真是个非常艰难的工作。可对于这些人来说是都是稀松平常的事吧。地铁里的自动售票机也是一样。黄色呀,橘色呀,这种鲜亮的颜色的组合在我看来相当时尚,觉得十分可爱。结果拍照片的时候,旁边的老奶奶用吃惊的表情看着我,仿佛在说“那东西有什么好拍的啊?”。说起来以前在涩谷看见过有外国人在药店门口兴致勃勃地给“松本清”的广告牌拍了好些照片,也觉得很奇怪来着。对于天天都能看到的东西毫无疑问我们会视而不见。但只要稍稍转换下视角,这些映入眼帘的东西都会变得特别和有趣。今天对于他们来说是也是个普通的星期二,走一样的路线,去一样的公司,有好事发生,也有麻烦事打扰,和某人一起吃饭,看电视,渡过如此平常,如此美好的时光,睡觉的时候可能会说“又是平凡的一天啊”。而今天对我来说是特别的一天,我将要前往一个未知的国家。并且仅为了坐一趟火车就让自己慌张到提前了2小时来车站。我们仿佛在相同的空间里,看到了不同的风景。 欧洲的火车是不到站都不知道在哪个月台停靠,所以大家都在候车大厅的运行公告牌前等待显示。在这儿晚点也是常有的事儿,而在日本是不可能的。我要乘坐的“super city”在离预定出发时间只有20分钟的时候都还不能清楚地确定出发的站台。但是这种不确定的感觉散发着冒险的气息,令我十分兴奋。这是我的铁