【夜读书】From everywhere-49 朗读:lemon文:坂本真绫

【夜读书】From everywhere-49 朗读:lemon文:坂本真绫

2017-05-02    03'59''

主播: 初声日语

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介绍:
49【夜读书】From everywhere-49 朗读:lemon文:坂本真绫 初声电台听友QQ群:545191329  进群勾搭主播们吧! 【夜读书】在夜晚为你读一本好书,一篇好文,让你闭上眼睛随着我们的声音带到那书中的世界。  人气声优兼歌手兼人妻的坂本真绫老师的一本欧洲随行笔记【From Everywhere】 朗读:初声教学部 Lemon 译文:初声教学部 阿鲁 ***************************************************************  乗客たちがうごめく気配に目を覚ますと、もう朝の7時になっていた。やっぱり何度も目を覚ましたけれど、最後の数時間は意外とちゃんと眠れたような気がする。途中の停車駅でひとり、またひとりとこの部屋に乗客が乗り込んできて、今では6席すべて埋まっていた。ロシア人のご婦人がひとりと、アメリカ人の女の子ふたり組。なんだ、結局女性の割合の方が多い部屋になってた。  不機嫌な客室係が各部屋をまわって毛布と枕を回収。代わりにパンとコーヒーを配ってくれる。私と同室の乗客たちはみんな寝坊助で、なかなかベッドから起きだしてこない。私は廊下で、立ってコーヒーを飲むことにした。 すると同じように別の部屋から出てきて廊下の窓辺に立ち朝ご飯を食べているアジア人の男の子を発現。自然と目が合い。微笑み合った。彼の手には何か見覚えのあるものが。 「あっ、味海苔」  朝定食に付いてくるような短冊形の味海苔のパック。そんなものを持っているからてっきり日本人だと思ってつい日本語で声をあげると、「え?何?」という表情返された。 「あれ?日本人かと思った。ごめんなさい」 「僕は中国人だよ。なんで、日本人だと思ったの?」 「だって、それ……」  「ああ、海苔のこと?こんなもの、中国にだってあるよ」   流暢な英語。でも彼の話し方は、それまで出会ってきた色々な人たちと何か違っていた。日本人と間違われたことに対して、少し不満げな様子だった。  「これ、欲しいの?あげようか?」  「いいえっ、そういう意味で言ったんじゃ……」  「いいよ、まだたくさんあるから」 そう言って3パックぐらい、私に手渡した。 短く刈った髪、眼鏡、歳はたぶん私と一緒くらいなんじゃないかな。ウイーンでコンピュータープログラマーとして働いているそうだ。休暇をベネチアで過ごすのだと言う。        乘客们迷迷糊糊的睁开了眼,已经是早上7点了。果然不管半夜醒来多少回,最后的几个小时总会睡得不错。在中途的停靠站上来一个又一个的旅客,一转眼六个床位都满了。有一位俄罗斯的女士,还有从美国结伴来的两个女生。呵呵,结果真成了女性比例较多的房间了。        满脸写着不高兴的列车员挨个房间回收毛毯和枕头。同时给大家派早餐面包和咖啡。我跟同屋的乘客都属于比较赖床的人,费了点劲才挣扎着从床上爬起来。我去到走廊,站着喝起咖啡。        然后我发现了一个亚洲男子,他从别的房间里出来,同样也站在走廊的窗边吃早餐。目光交错,我们自然的相视而笑。在他手里,拿着一个我十分眼熟的东西。        “啊,海苔。”        那包海苔是长方形的,就像早餐给的附赠小食。我以为能拿着海苔的肯定是个日本人,于是日语便脱口而出。然而对方却一脸茫然,好像根本没听懂。        “诶?我还以为你是日本人。真不好意思。”        “我是中国人。为什么认为我是日本人啊?”        “呃,因为……”        “啊,因为海苔吗?这个中国也有啊。”        他的英语非常流畅。但是他的表达方式,和我之前遇到的那些人略有不同。好像是对于自己被误认为是日本人这件事,有点不满的样子。        “你想吃吗?我给你拿点吧”        “不不不,我不是那个意思……”        “没关系,反正我还有很多”        他说着,拿出3包海苔塞到我手里。        这个男生短发,戴眼镜,年纪大概和我差不多。他说他在维也纳工作,是个计算机程序员。这回是去威尼斯度假的。