6年前の土砂災害を教訓に、広島県内で初めてとなる環状交差点の運用が、26日から広島市で始まりました。
環状交差点が新たに導入されたのは、安佐北区可部東の住宅街です。
環状交差点とは、時計回りに進行する円形の交差点のことです。信号機がなく、停電時も安全に通行できるため、6年前の土砂災害で被害があったこちらの地域で災害に強い道路として導入されました。
通常の交差点と比べて車の流れがスムーズになるほか、出会い頭の重大事故を防ぐ効果も期待されています。
現在、工事中の高陽方面への通行は、来年夏に始まる予定です。