中国・上海で開催されているアジア最大級の家電見本市で、地元のベンチャー企業が開発した、新しい機能つきのキャリーケースが注目されている。
中国・上海で、11日に始まった家電見本市「CES ASIA」には、日本を含むアジアや欧米から300社以上の家電メーカーが参加している。
中でも人気を集めたのが、上海のベンチャー企業が開発したキャリーケースで、対応するリモコンを持っていると手を離していても、自動でついてくる機能を備えている。開発した企業の社長は、「これがあれば両手を自由にでき、携帯電話やかばんが持てる」と話した。
来場者は「とても面白い。実際に使ったらかっこいいと思う」
盗難防止機能やGPS機能などもついていて、販売時期や価格は未定。
若者の起業がブームとなっている中国では、家電業界でも多くのベンチャー企業がこれまでにない発想の新製品を開発しているという。