フランス議会は去年12月15日、フランス全土に発令されている「非常事態宣言」を、今年 7月15日まで延長する法案を可決しました。フランスのメディアによりますと、この法案により、フランス全土で非常事態が今年7月までの20ヶ月間続くこととなり、これは1955年の「緊急状態法」制定以来、最も長いものになるということです。
これについて、ブリュノ・ル・ルー内務大臣は、「フランスや中東などでテロ組織が打撃を受けてはいるが、テロの脅威は依然として深刻なままだ」と指摘した上で、「フランスでは2017年4月から5月にかけて大統領選挙があるほか、6月に議会選挙を控えており、ことさら不安定さを抱えている状態にある」としました。(翻訳 朱丹陽 向田和弘)
法国参议院去年12月15日投票通过了将全国紧急状态延长至今年7月15日的法案草案。据法国媒体报道,到今年7月,法国将连续20个月处于全国紧急状态,是自1955年法国颁布《紧急状态法》以来连续实施时间最长的一次。
法国内政部长布鲁诺•勒鲁日前表示,尽管恐怖组织在非洲和中东等地区受到沉重打击,但恐袭威胁的严重程度并未降低。他强调,2017年4月至5月的法国总统选举以及6月的议会选举期间,法国尤其存在重大不稳定风险。