中国新聞社によりますと、オンライン決済システムを運営する「中国銀聯」は2月16日、「スリランカの大手銀行ハットンナショナルバンク(HNB)と提携して、銀聯カードによる決済業務を展開していく。今後、同銀行が所有する7000台以上のPOS端末が銀聯カードによる支払いに対応する」と明らかにしました。
今年末までに、スリランカにおける銀聯カードの取り扱い店舗は、全商店の30%にまで拡大し、デパートやブランド専門店に限らず、ホテルや飲食店、スーパーマーケットなどでも利用できるようになります。
現在、スリランカで銀聯カードを利用できる商店は、主に首都に集中しています。また、スリランカに設置されているATMの30%が、銀聯カードによる現金の引き出しに対応しています。
ここ数年、南アジアの観光の人気が世界的に高まっていることを受けて、中国銀聯の国際業務を担当する子会社「銀聯国際」は同地域における銀聯カードの利用拡大に力を入れています。(翻訳 朱丹陽 梅田謙)
中新社消息:中国银联2月16日宣布,与斯里兰卡哈顿国家银行合作开通银联卡受理业务,逐步实现该行旗下所有7000多台POS终端受理银联卡。
到今年底,斯里兰卡30%的商户将可用银联卡支付,受理网点从目前的商场、品牌专卖店等扩大到酒店、餐饮、超市等更多日常消费场所。目前,斯里兰卡已有30%的ATM机可用银联卡取现,受理银联卡的商户主要集中在首都科伦坡。
据了解,近年来,南亚受到全球越来越多旅客的青睐,银联国际正持续扩大银联卡在当地的受理范围,为旅客提供安全、便利的支付服务。