果洛チベット族自治州 ケサル文化の保護と伝承

果洛チベット族自治州 ケサル文化の保護と伝承

2017-09-18    03'55''

主播: zhudanyang88

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介绍:
青海省果洛(ゴロク)チベット族自治州は、「東洋のリア王」とも称される叙事詩『ケサル王伝』で頻繁に登場するアムネマチン雪山を擁する由緒ある土地です。 ゴロクチベット族自治州では昔からケサル文化が大事にされており、ケサル文化に関する研究センター、博物館、図書館が設置されているほか、ある村では村民全員が物語を歌うことができます。 ケサル王は生涯、悪の力と戦ったと伝えられています。人を食らう悪魔や侵略者などを退治し、人々に自由、平和、幸せをもたらしたと歌われています。これらの物語は子どもの遊びにも取り入れられ、人々の間に深く根付いています。 地元では1980年代にケサル文化復興事務室を立ち上げ、保護活動に取り組んできました。現在は物語の優れた歌い手が200人余りいるほか、画家を含めた一流の人材が育っています。さらに、2017年3月、文化省からケサル文化国家生態試験保護区に指定されました。 『ケサル王伝』はチベット族の叙事詩だけでなく、各民族が交流し、理解しあう証でもあり、モンゴルやロシア、インド、パキスタン、ネパールなどでも受け継がれています。ゴロクチベット自治州は今後、各国とのつながりを大事にしながら、保護活動を拡大していくとしています。(翻訳 朱丹陽 梅田謙) 位于青海省果洛藏族自治州的阿尼玛卿雪山是一座海拔6000米以上的积雪山,与有“东方荷马史诗”之称的《格萨尔》英雄史诗联系密切。 在青海果洛州,格萨尔文化氛围十分深厚,这里设立有格萨尔文化研究中心、格萨尔文化博物馆、图书馆,还有一个人人传唱格萨尔的“中国史诗第一村”,那里老老少少的日常娱乐之一就是传唱格萨尔的英雄事迹。  格萨尔王的一生充满了与邪恶势力斗争的惊涛骇浪,他镇伏了食人妖魔,铲除人间祸患,驱逐侵略者,最终赢得部落的自由、和平与幸福。这些情节也是孩童们平日游戏的主要题材。 果洛州于上个世纪80年代设立了格萨尔文化抢救办公室,培养了近200位格萨尔传唱的优秀艺人,以及包括画家在内的顶级的格萨尔文化传承人。 为了鼓励果洛州政府对保护格萨尔文化做出的努力,文化部于2017年3月批准果洛州为格萨尔文化国家生态试验保护区。  格萨尔既是藏族民族史诗巨著,也是各民族相互交流和相互理解的生动见证。这部史诗还流传到蒙古、俄罗斯、印度、巴基斯坦、尼泊尔、不丹等国家和地区。格萨尔的跨文化影响力让果洛州看到了传承和发展的新方向。