中日平和友好条約の締結から40年となる今年、両国の文化交流に熱心な日本のミュージシャン・谷村新司さんが9月28日夜、北京で「38年のすばる」と題したコンサートを行いました。
谷村さんは1981年8月23日に北京でコンサートに参加し、初めて中国の歌手と歌いました。改革開放を実施して間もなかった当時の中国では、外国人歌手の生の声が新鮮で、その姿にすっかり魅了され、大人気を呼びました。名曲「昴(すばる)」は中国でも大ヒットし、今でもテレビやカラオケでよく歌われています。谷村さんは、長年にわたり音楽界で活躍するとともに、中日両国の交流活動にも積極的に参加しています。
また、「昴」の創作について「子供の時、目を閉じると、地平線まで広がる草原や満天の星の夜空、吹き抜ける風といった景色が浮かんできた。しかし、実際にはこのような景色は1回も見たことない。この幻想的な場面は、中国東北部にあるのではないかなとずっと思っている」と語りました。(翻訳 朱丹陽 森雅継)
今年恰逢《中日和平友好条约》缔结40周年,一直致力于中日两国友好文化交流的日本音乐家谷村新司再次到访北京。9月28日,他将在北京继续展开了“38年的星”巡回演唱会。
1981年8月23日谷村新司来到北京,第一次参加中国歌星演唱会。正值改革开放初期的中国,外国歌星的演唱风格如同一股清风令观众痴迷,也影响了一代中国歌手。他创作的歌曲《昴 星》深受中国人喜爱,至今仍常在电视播放,也是KTV点唱率高的曲目。谷村新司一直身体力行,用音乐作为桥梁致力于中日两国友好文化交流。
谷村新司曾说“中国是他前世的故乡”,并为他梦中的故乡创作了这首家喻户晓的《昴 星》。他说,“小时候一闭上眼总是能看到一个景象——草原延伸到地平线,满天的星星闪耀着,风刮过来。但这实际上不是我看到过的场景,我一直想着自己幻想中的这个场景在中国东北可能是存在的。 ”