朗读者:卓老师
自分ひとりの力で自給自足されている方もいるかもしれませんが、
人間は多くのひとたちの支えのなかで生活しています。
でも、だれかに頼って生きていこう、
だれかに守ってもらおうと期待する生き方は
負の側面のほうが大きいとおもいます。
職場でも年齢や地位などに関係なく
だれかの力を頼りにされる方がいます。
すべてをひとに頼るという方に出会うことはありませんが
大切な場面でだれかが助けてくれるのが当然という態度をとられる方もいます。
その状況がその方個人の問題となっているようなときでも。
一方、他人からのサポートには心から感謝しながらも
自分のことは自分で守ろうとされている方もいます。
ひとを頼りにするタイプと自分を頼りにするタイプの違いは
普段の行動や態度にもあらわれます。
ひとを頼りにしてしまうタイプは、
自分を大きく見せようとされる方が多いもの。
言い換えると自分がよく見えていないのかもしれません。
自分を頼りにするタイプは、
自分に正直な行動をとります。