当不婚遇上刚刚好的爱
やっぱり俺がひとりが好きで
俺の世話は俺がする
俺の趣味は俺と楽しむ
俺の家族は俺一人で十分って
そうやって、今でも確かに思ってる
一人が一番って
そう思ってんだけど、
二人とか三人とかも、
それはそれでありなのかなって
俺がもしも誰かと一緒になる時があるとしたら、
この人しかいないなあって
そういう人と親父のせいで、
ね、そこだけが親父のおかげで、そういう人と出会って、
おやじのおかげで出会って
俺はさ、そもそも結婚って制度時代がそれってどうなんだろうと思ってるし
ふたりの時間を共有って言えば、いいかもしれないけど、
それはつまり、ひとりの時間が奪われるってことでしょう?
俺はだから別に結婚したいわけじゃないんだけど、したいわけじゃないんだけど、
こんなにいごこちのいい相手とはもう二度と会えないかあって、
ちっちゃい奇跡かもしれないけど、失いたくないなあって
そういうわけで、熊たにはなこさん、
そちらももしも俺と同じような感覚をお持ちでしたら、
俺たちたぶんひとりでも十分な生き物なんだろうけど、
それでもせっかく出会えたんだから
僭越ながら、一人より、二人になってみない