主要文本
◆著者プロフィール
桜庭一樹さんは、1971年生まれ。
03年刊行の『GOSICK-ゴシック』は、アニメ化もされた人気シリーズ。
06年の『赤朽葉家の伝説』は第60回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞。07年の『私の男』で直木賞を受賞しています。
本作は『GOSICK RED』『GOSICK BLUE』に引き続き、『GOSICK-ゴシック』新シリーズの最新刊となります。
こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。
さてさて、今年もやってまいりました。
桜庭一樹さんの『GOSICK-ゴシック』新シリーズ、待望の新刊『GOSICK PINK』です!
「ヴィクトリカと一弥のドラマを早く聴かせろー」という言葉が聞こえてきそうですが、本作のあらすじだけご紹介させてください。
時系列は前作『GOSICK BLUE』にて高層タワー<アポカリプス>で起こった事件のすぐ後となっています。
事件解決後、一弥の姉である武者小路瑠璃(むしゃのこうじるり)と合流したヴィクトリカ・ド・ブロワと久城一弥は、移民したばかりで仕事もなく住居もないので、武者小路家に居候として、転がり込むことに。
男として、ヴィクトリカを養うために仕事と家探しに勤しむ一弥でしたが、大量の移民が連日押し寄せる影響で、「移民一世お断り」のような条件などが設けられ、仕事を探すにはなかなかに厳しい状況でした。
一方のヴィクトリカは、退屈、退屈といって、仕事と家探しには我関せず、というある意味いままで通りのスタンスを貫いたり……。
こういった感じで、ヴィクトリカ&一弥の新大陸生活は前途多難なスタートとなりました。
二人の新生活は? 家と仕事は見つかるのでしょうか?
といったところで、今回もアニメ版『GOSICK』のメインキャストである江口拓也さんと悠木碧さんをお迎えしてのドラマをご用意しております。
脚本はもちろん、桜庭一樹先生の書き下ろしです!
ぜひ、本編のドラマをお聴きください。
ドラマ後にもお楽しみが……?