台词:Tome館長
朗诵: さな
正文:
「金色の雪」という名の絵本があって
その扉を開いてみると、本当に
輝くばかりに金色の雪が降っているのでした。
すぐにあなたは絵本の中に入ってしまって
足もとを見ると
ちゃんと黄色い長靴をはいていて
手もとを見ると
ちゃんと赤い手袋をはめています。
(ここはどこかしら?)
あたりを見まわしてみると、
遠くに金色の時計台がそびえ、
そこから続く金色の並木道には
金色の馬車が走っています。
そう。
ここは金色の雪が降る
金色の街なのでありました。
あなたが着ているのは青い服。
あなたは
手に持っていた緑色の傘をさします。
金色の街を行き交う金色の人たちが
そんなあなたを指さします。
「なんて素敵な色の女の子なの!」
あなたは、ちょっと得意です。
金や銀の色のクレヨン
持ってなくても
もう平気だね。
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金色(こんじきorきんいろ) 扉(とびら)
輝(かがや)く 長靴(ながぐつ) 手袋(てぶくろ)
並木道(なみきみち) 馬車(ばしゃ) 交(か)う