初声朗读会是初声日语自发组织的朗读活动,在初声,我们两耳不闻窗外事,一心只读圣贤书。这里是为学习而生的初声日语。我们娱乐中学日语,偶尔搅基,我们最终的目标,是让大家在这里有所收获,更开心地学好日语,仅此而已。
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本期展示:朗读会之系列朗读【花言葉物語シリーズ】
组长:初声日语教学部Candy
朗读者:组员 冻酸奶
文本:
バラ
DEARS花言葉物語、青の季節、夏、ナビゲーターは夏の妖精、ベロニカです。これから、夏の誕生花である、六月の薔薇、七月の蓮、八月の百合について語って行こうと思う。
薔薇は美や愛を象徴する花で、赤い薔薇は愛の女神に捧げられたことから、愛情を表している。もしくは燃える色ということから、情熱を意味する花でもあるんだ。対する白薔薇は、まっさらな色が示すように、純潔を表しているのさ。
薔薇は食べられる花で、その花びらは、ワインに浮かべて飲んだり、香りつけとしてサラダに飾ったりするね。それから、砂糖漬けにして、お菓子にされることもあるよ。薔薇についた露も高雅な化粧水として、エリザベス朝の貴婦人たちに珍重されていたんだ。
半開きの薔薇の花を煮て蒸気を作り、それを冷やして作った薔薇水は、飲料のほかに、手や顔を洗ったり、料理の香料にされるのさ。じゃあ、この辺で薔薇にまつわる物語を紹介していくとしよう。
昔々、ユダヤのある村に、ザイラーというそれは美しく優しい娘が住んでいました。村のみんなはザイラーのことが大好きだったのです。
一方、村にはならず者のハムエルという男がいました。このハムエルはザイラーのことが好きで、始終付き纏っていたのですが、ザイラーは乱暴者のハムエルのことをどうしても好きになれません。て帰りました。
ザイラーに相手にしてもらえないのだと分かったハムエルは「俺を振ったことを後悔させてやるからな」そう言って、とんでもない噂を流しました。なんとザイラーは魔女だと言うのです。村人も最初はそんな噂を信じませんでした。しかし、運の悪いことに、その頃、村で謎の病気が流行していたのです。
そこで、ハムエルは、その病気の原因はザイラーだという噂を流しました。悲しみに暮れていた村人は、その噂を信じてしまったのです。ザイラーは魔女として捕らえられ、火炙りにされることになりました。そして、火炙りにされる日、役人に囲まれたザイラーは、真っ白い服を着て、両手を後ろ手に縛られ、裸足の足に血を滲ませながら処刑台に向かって歩いていきます。
しかし、ザイラーは微笑みを絶やしませんでした。きっと神様が助けてくれると信じていたのです。「火を点けろ!」叫び声とともに、薪の山に火が点けられました。燃え上がった火は、たちまち勢いを増し、真っ赤な炎がザイラーの服を焦がします。それでも、ザイラーは、悲鳴一つ上げず、まっすぐ立って、目隠しされた顔を天に向けていたのです。
すると、火が独りでに消えていくではありませんか。それどころか、枯れた木から薄緑の芽が吹き出すように伸びていき、葉をつけ、蕾を膨らませました。炎はいつのまにか消え、ザイラーの足元には、いくつもの赤い薔薇が咲いていたのです。それを見た村人は改心し「神様、どうかお許しください。我々は罪もない若い娘を焼き殺すところでした。」
人々は跪いて祈り、ザイラーを自由の身にしました。「神様、ありがとうございます。」薔薇の木には、赤と白の花が溢れるほど咲いています。燃えかけた薪には赤の、まだ燃えなかった薪には白の薔薇が咲きました。それ以来、一本の木に、赤と白の花を付ける薔薇のことを、人々は「ザイラーの薔薇」と呼ぶようになったのです。以上、薔薇に纏わる物語でした。