A:今日は寒いえすね。お風呂に恋してくなりました。
B:日本人は風呂好きですね。
A:そうですね。季節にかかわらず、風呂は日本人の日課になっています。日本の夏は、暑くて湿度も高いです。汗で体がべとべとしている時や雨にふられて濡れた時など、お風呂に入れば、さっぱりして気持ちがよくなります。また、寒い冬には、熱いお湯にしばらくつかっていれば、体が温まってきます。日本のお風呂は、疲れもとることができて、健康にとても良いのです。
B:私は日本人でホームステイしていた時、日本の家庭風呂では家族みんな同じお湯を使う習慣を知らず、湯船の中で、体を洗って、そのご風呂の栓を抜いてしまったこともありました。
A:海外ではシャワーのみで、湯船の中で身体を洗う国が多いようですが、日本人が好きなお風呂の入り方は、浴槽にいっぱいになったお湯の中に入って、首までつかることです。体を洗うのは、浴槽の外です。ですから、お湯もあまり汚れません。このようなやり方は、世界でも珍しいと言われています。
B:しかも、お風呂のお湯の温度は高めですね。
A:ええ、日本人のはいるお風呂の平均温度は40度から42度くらいで、人によっては45度でもぬるいと言う人さえいます。けれどもあまり熱すぎるお風呂は、からだによくありません。ほかの国々では大体38度くらいだそうです。ですから外国から来た人は、みんな日本のお風呂は熱すぎりと言うみたいです。また、家庭でも、温泉をまぬてさまざまな入浴剤をお湯に入れることがありますよ。
B:そうなんですか。お風呂は日本人の生活や健康と深く関係し、なくてはならないものになっていますね。
日本人は「風呂好き」だと言われています。若い人の間では「朝シャン」族と呼ばれ、毎朝必ず髪を洗う人が多いです。お風呂に浸かるというのはリラックスできるというだけではなく、健康にもいいです。血行を促進し、新陳代謝を活発にし、体内の老廃物などを排出することができます。血液だけでなく、リンパ液の循環も促進されるので、お風呂に入るだけでダイエット効果があると言われています。このほか血液の循環がよくなることで、目のクマの解消、美肌効果も期待できます。