#日文小小说#チビとのんちゃん(小鬼和小弄)

#日文小小说#チビとのんちゃん(小鬼和小弄)

2016-12-17    03'17''

主播: 光金大叔

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介绍:
チビとのんちゃん  チビは雑種の子犬。  小っちゃいから、チビ。安易だけど、みんなに愛されている。  チビが遠藤家にやってきたのは、冬も終わりかけの、まだ寒い日だった。 「駄目、のんちゃん! 野良犬は噛むかもしれないから、触っちゃ駄目よ」  まだチビが公園で暮らしていた頃、のんちゃんはママに叱られても、チビに近付くのをやめなかった。 「犬ならパパにお願いしてみよう。近くにペットショップあるし、飼ってもらえるかもしれないよ?」 「やだ! この子がいい!」 「わがまま言わないの。駄目なものは駄目!」  無理やり抱きかかえられ、のんちゃんはチビから引き離された。  数日後、同じ公園に行っても、チビの姿はなかった。  のんちゃんは、チビに会えるのを楽しみにしていたので、残念で仕方がない。 「あ、チビ!」  だが帰りかけの公園、のんちゃんは近所の小学生にいじめられている、チビを発見した。 「やめろー!」  一目散に駆け出したのんちゃんは、倍以上大きい体の小学生に、体当たりをする。 「チビ、逃げて!」  そう言うのんちゃんに、チビは逃げようとしない。  今度はのんちゃんの周りで吠え始め、小学生を威嚇した。 「チビ……」  やがて、一瞬見失っていたママが、のんちゃんを助けに来た。  のんちゃんはチビを抱きしめ、ママを見つめる。 「絶対面倒みるから、チビを飼って。このままじゃチビ、また苛められちゃうよ! それにチビ、のんちゃんを守ってくれたよ」  のんちゃんの熱意に負け、ママは小さく頷いた。  その日から、遠藤家にはチビがいる。  のんちゃんとは、片時も離れない相棒。