#日本小小说#スター誕生(明星诞生记)

#日本小小说#スター誕生(明星诞生记)

2016-12-28    02'19''

主播: 光金大叔

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介绍:
スター誕生  顔はまあまあ、体系も普通。  得意なことといえば、声がデカイこと、態度がデカイこと、とりあえず慕ってくれる仲間が多く、カリスマ性はあることくらい――。 「はい、もう一度最初から! ファイブ、シックス、セブン、ハイ!」  なぜかダンスのレッスン中。  なんとなくスカウトされた事務所で、なんとなくのユニットを組まされた。  調子に乗って、知り合いに言いまくってしまったため、ここでユニットから降ろされるわけにはいかない。 「オイ、君!」  キタ! 俺は委縮して、ダンスの先生の前に立つ。 「ハイ!」 「君、全然駄目。ダンスやったことないにしても、もう少し覚えられるでしょ」 「ハイ! すみません!」  俺は持ち前の大きな声で、そう返事をする。いい返事くらいしか、今の俺に取り柄はない。 「あのね、君。返事ばかり良くても駄目なんだよ」 「ハイ!」 「だからね……」 「ハイ! 頑張ります!」 「ああ、そう……まあいいや。頑張って」  ダンスの先生が、諦めたように背を向ける。  今日のレッスン終了後、俺はもう一度、先生に呼ばれた。 「君はね、光るものはあるんだけど、どうもダンスは出来ないらしい。もう君は踊らなくてよろしい」 「え!」  ショックで他に言葉も出ない。  だが俺は、すぐに拍子抜けすることになる。 「君はソロでデビューしなさい。今一緒にやっている子たちは、バックダンサーで付けることに決めたから」  俺という、スター誕生の瞬間――。