2018年4月5日 誰がために
1971年4月、日本で初めて「東海道五十三次駅伝徒歩競争」が開催されました。現在の「駅伝」の始まりです。
駅伝の魅力は、何といっても、地域名や母校、企業の名前が刻まれた1本の襷をつないで、ゴールを目指すところでしょう。
この襷には、出場選手だけではなく、サポートメンバー、監督やコーチ、家族や友人、卒業生など、多くの人の思いが込められています。選手は、その思いも力に変えて、厳しいレースに挑みます。
私たちの努力は、自分一人のためよりも、「誰かのために」と目的意識を他者へ向けた時に、より大きな力となります。仕事も「自らの生活のため」「給料を得るため」といったことはあるにしても、「お客様の喜びのため」と意識を外側に向けることで、より尊い働きとなります。
面識のあるなしに関わらず、多くの人の支えの中で生きている私たちです。自分を支えてくれる人の笑顔のために、今日も1日、精一杯働きましょう。
今日の心がけ◆利他の心を養いましょう
徒歩[とほ] 走,徒步,步行
母校[ぼこう]母校
襷[たすき] 束衣袖的带子。斜挂在肩上的窄布条。
挑む[いどむ]挑战
尊い 珍贵的,宝贵的,尊贵的,高贵的
利他[りた] 利他,舍己利人
養う[やしなう]养育;供养,扶养;喂养