日本には古いまちがたくさんあります.
京都や奈良は、大変古いまちですが、鎌倉も古いまちです.
鎌倉は、東京の南、五十キロぐらいのところにあります.まちの北と西には山があって、南には海があります.木や花がたくさんあって、静かで、きれいなまちです.
いまから800年ぐらい前に、ここでさむらいの政治が始まりました。長い間、日本の経済や、政治の中心は西日本にありましたが、この時、さむらいたちが強くなって、東日本に新しい政治の中心を作りました.そして、さむらいたちは、中国の仏教の勉強をして、お寺をたくさんたてました.だから、いまも、鎌倉には古いお寺がたくさんあります.
鎌倉は、歴史の古いまちですから、日本人も、外国人もおおぜい見物にいきます.春や秋には若い人たちがハイキングに行きます.夏には海で泳ぎます.つりもします.鎌倉は、東京から近いから、休みの日には、人がおおぜい遊びに行きます。
鎌倉には古い大仏があります。前はお寺の建物のなかにありましたが、1500年ごろ海から大きい津波が来て、建物が無くなりました.いまも、大仏は、建物の中にはありません.雨の日も、風の日も、天気のいい日も外で人々を迎えています。