日语泛读10——北海道の祭り

日语泛读10——北海道の祭り

2017-02-17    04'26''

主播: Daisy-2c

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介绍:
第二次世界大戦が終わって間もない、昭和二十五年の冬の札幌市(サッポロし)でのことだ。戦争の後(あと)なので、あまり物もなく、人々は疲れはて、気持ちもすさんでいた。その時、いく人かの中学生や高校生が集まって、大通りに六つの雪だるまをこしらえたのだ。通りをいく人々は、雪だるまをみて微笑み、ふりかえっては眺めた。そして、厳しい寒さの中に、ほのぼのとした生きる喜びを感じた。 そのよく年は、大人たちもまじって雪だるまを作った。家族出作ったもの、おとなりどうし協力して作ったものなど、みんな楽しくおしゃべりをしながら作った。その中には雪だるまばかりでなく、動物や、人形などの変わった雪像もあった。そのよく年には、もっとおおぜいの人たちが雪像を作り始めた。 やがて、日本人の暮らしも落ち着き、物資もではじめて豊かになるにつれて、雪像も、電気製品とか、その他の商品のコマーシャルとなって、ますます大型化(おおがたか)してきたのだ。 生活の喜びや、厳しい寒さの中での生き甲斐として、雪像を作ってきた人たちの一部はコマーシャル雪だるまがだんだん大きくなってきたのを悲しんた。それにもかかわらず、雪像づくりは大規模(だいきぼ)になる一方だったのだ。 ついに昭和三十七年、“雪祭り実行(じっこう)委員会(いいんかい)”が生まれた。子供たちが六つの雪だるまを作ったとしから十三年めに、冬のささやかな楽しみが、お祭りになったのだ。 雪祭り実行委員会は雪祭りをもとの素朴な気持ちのあらわれたお祭りにするために、雪像のコマーシャルをやめさせ、製作(せいさく)や出品するものに規制を作った。雪祭りの“テーマ·ソング”が生まれたのもこの年で、この年から雪祭りは大きく発展したのだ。