ちゅうごくぜいかんそうしょが発表したデータによりますと、今年上半期、対外貿易の輸出入総額は3.2%減少しましたが、減少幅は第1四半期に比べて明らかに3.3ポイント縮小しました。そのうち、6月の輸出入額は今年初めて共にプラス成長と逆転しました。
専門家たちは、「下半期、対外貿易は好転の態勢を継続する能力がある。ただし慎重な態度で、区域的な経済協力を強化して課題に対応しなければならない」と指摘しました。
中国国際経済交流センターの張永軍副チーフ・エコノミストは、「上半期の対外貿易データ、特に6月のデータは中国経済の粘り強さを十分に見せた。これは中国の完備された産業システムの賜物だ」と述べました。
しかし、張氏は、第3四半期の輸出情勢に対して慎重な態度を示し、楽観し過ぎないよう忠告しています。
また、中国国際経済交流センターの陳文玲チーフエコノミストも、下半期の対外貿易が多重の厳しい挑戦に直面することから、真剣かつ効果的な対応を迫られるとの考えを示しています。