日本の安倍晋三首相(65)が28日夕、記者会見を開き、辞意を表明した。持病の潰瘍(かいよう)性大腸炎が再発したと説明し、「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断した」と述べた。
現在の第2次安倍内閣は2012年12月に発足。今月24日には、連続在任期間が歴代最長となったばかりだった。***総裁としての任期は2021年9月まで残っていた。
安倍氏は10代のころから、潰瘍性大腸炎を患っていた。2007年の第1次政権でも、潰瘍性大腸炎の悪化を理由に突如辞任した。
安倍氏の辞任を受け、後継の***総裁の選出が進められる。安倍氏は会見で後継について、「執行部にお任せしている。私が誰と申し上げることではない」と述べた。