汪報道官は30日に北京で行われた定例記者会見で、「中国の国民経済と社会発展に関する第14次五カ年計画と2035年までの長期目標の策定と実施は、世界経済の回復や長期発展により大きな動力を注ぐ」と述べました。
このほど閉会した第19期五中全会が発表した公報によりますと、中国は質の高い発展段階に入り、これからも断固としてイノベーション・協調・グリーン・開放・共有の新しい発展理念を貫いていく方針です。また、国内の大循環を主体として、国内と国際の双循環が相互促進する新しい発展の枠組みを構築し、2035年までに社会主義現代化を基本的に実現するということです。
汪報道官は公報の中で「改革」と「開放」が20回以上も言及されたことを挙げ、「われわれはより広い範囲、より幅広い分野、より奥深いところまで対外開放を進め、より高いレベルの開放型経済の新体制を確立し、対外開放のレベルを全面的に高め、『一帯一路』の質の高い発展を促し、協力とウィンウィンの新しい局面を切り開いていく」と抱負を語りました。