中国各地に寒気「再」襲来　武漢大学の桜 雨中満開

中国各地に寒気「再」襲来　武漢大学の桜 雨中満開 北からの冷たい空気が流れ込んだ影響で、今、中国は北から南にかけて、冬が逆戻りするように気温が下がっています。 中央気象台の観測データによりますと、3月8日、河南では大部分の地区に小雨が降り、淮河以北ではみぞれが降りました。9日は、三門峡市、洛陽市、南陽市および西部の一部地区がみぞれの天気になっています。 この寒気の影響を受け、向こう数日、北から南まで気温が大幅に下がり、15度下がる場合もあります。このため、長江・揚子江、淮河などは零度まで冷え込み、西北地区では大雪に見舞われる恐れがあるということです。 現在、寒気はさらに南下して江西北部に入り、一部では雷雨や大風の天気になっています。専門家は、「このように気温が急激に下がるときは、厚着をするなどの防寒対策を取ること。特に、年配者や子供などは、健康管理に気を付けるように」と注意を喚起しています。 一方で、桜のシーズンに入った武漢市では、今回の冷え込みにもかかわらず、花見に訪れた観光客がにぎわいをみせています。8日午前、武漢大学の桜は前日の雨にも散ることなく、咲き誇っています。見物客は傘を差しながら、雨の中の桜を楽しみました。専門家は、今回の冷え込みのおかげで開花期間は長くなるだろうとみています。 （朱丹陽、梅田謙） 中国多地遭遇“倒春寒” 武汉樱花雨中绽放 目前，一股来自北方的强冷空气南下，受此影响我国多地遭遇“倒春寒”。 　　中央气象台监测显示，3月8日，河南大部分地区有小雨，其中淮河以北部分地区有雨夹雪；9日三门峡、洛阳、南阳及西部部分地区有雨夹雪。 受寒潮影响，我国自北向南未来几日将出现大降温，最大降幅达15℃，江淮、江南等地最低气温将逼近0℃，西北多地有强降雪。 目前，这股北方强冷空气已进入赣北北部，部分地区开始出现雷雨、大风天气。气象专家表示，面对急剧降温，需要及时添衣防寒保暖，特别是老人、小孩等对气温变化敏感的人群。 正值三月，武汉春季赏花游火爆，突如其来的降雨丝毫没有阻断游客的赏花热情。8日上午，武汉大学的樱花未受一夜降雨的影响，游客撑伞在雨中赏樱，别有一番滋味。气象专家表示，此时降温将有利于延长樱花花期。