野生動植物の不法取引の取締を=国連事務総長
6月5日の世界環境デーにあたり、パン・ギムン国連事務総長はスピーチを行い、野生動植物の不法取引取締を実行に移すよう各国に呼びかけました。
パン事務総長はスピーチで、「今年の世界環境デーでは、野生動植物の不法取引への注目が求められている。不法取引により、数千種類もの野生動植物が絶滅可能にさらされており、この問題は非常に警戒に値するものだ。その活動に参与している企業や個人は、目先の利益に目がくらみ、コミュニティや生活環境などの長期的利益を犠牲にしている。多くの場合、これら企業や個人は、越境犯罪組織や国家の安定を破壊する団体と結託している」と指摘しました。
さらに、パン事務総長は「国連とそのパートナーは、この不法取引を取り締る決意がある。昨年採択した持続可能なプロセスには、密猟撲滅の為の明確な目標も盛り込まれている」と強調しました。
(翻訳 朱丹陽、向田和弘)
潘基文呼吁打击野生动植物非法贸易
联合国秘书长潘基文6月5日就世界环境日发表致辞,呼吁各国采取行动,打击野生动植物非法贸易。
潘基文在致辞中说,今年世界环境日聚焦的是急需关注的野生动植物非法贸易。这一问题非常值得警惕,数以千计的野生动植物种因此而濒临灭绝。参与其中的企业和个人受短期收益驱动,不惜牺牲社区和生活环境的长期利益。在许多情况下,他们与跨国有组织犯罪网络和破坏国家稳定的团体相勾结。
潘基文说,联合国及其伙伴决心打击此类非法贸易,在去年通过的可持续发展议程中就包括终止偷猎的明确目标。