中国国家衛生・計画生育委員会は1月22日、「2016年の出生数が、2000年以降で最も多い1786万人に達した。特に、第二子の出生率が大幅に上昇した」と発表しました。これは、2015年に二人目の子供の出産に対する規制(一人っ子政策)を撤廃したことにより現れた、著しい効果だと言えます。
国家衛生計画・生育委員会計画生育指導課の楊文荘課長は、「2013年まで、第二子の出生率は全体の30%しかなかったが、2016年は45%に上昇した」と明らかにしました。また、今後の対応について、「国務院の約40の機関は、医療、託児所、教育、社会保険、税収など関連の経済政策を完備させていくほか、男女平等を促す政策や措置を充実させていく。女性の就職や休暇などの合法的権益を確保し、仕事と家庭の両立を支援していく」と示しました。(翻訳 朱丹陽 星和明)
中国国家卫生计生委1月22日表示,2016年中国出生人口超过1786万,是2000年以来出生人口最高的年份,其中二孩占比大幅提升。
国家卫生计生委计划生育指导司司长杨文庄表示,2013年以前,二孩在全年出生人口中的比重始终保持在30%左右。到2016年,二孩及以上在全年出生人口中的比重超过了45%。
杨文庄表示,2016年是实施全面两孩政策的第一年,出生人口有了明显增加。杨文庄还表示,国务院40多个部门将完善医疗、托育、教育、社保、税收等相关经济政策,同时将完善促进性别平等的政策措施,保障女性就业、休假等合法权益,平衡工作和家庭的关系。