韓国、朝鮮に人道援助提供を決定

韓国政府は9月21日、「国連児童基金（UNICEF）と国連世界食糧計画（WFP）を通じて、朝鮮に800万ドルにあたる人道援助を提供する」と発表しました。 この日、韓国の趙明均（チョ・ミョンギュン）統一相の主宰による韓朝交流協力促進協議会で、朝鮮への援助提供案が審議、採択されました。今回の人道援助は物資援助の形で行われ、女性と児童の医療や健康状況の改善が目的で、援助物資には保健や医療、栄養品などが含まれているということです。 この協議会では、朝鮮への人道援助を政治要素を区別してみる必要があることで共通認識に達しました。韓国政府はこれを踏まえて、ユニセフと世界食糧計画を通じて朝鮮への援助提供案を採択しました。一方、韓国統一省は同時に、実施する具体的な時間と規模については、韓朝関係などを十分に考慮した上で決定すると明らかにしました。（翻訳　朱丹陽　張国清） 韩国决定通过国际机构向朝鲜提供人道援助 韩国政府9月２１日宣布，将通过联合国儿童基金会和世界粮食计划署向朝鲜提供价值８００万美元的人道援助。 　　当天上午，韩国统一部长官赵明均主持召开韩朝交流合作促进协议会，会议审议和表决通过了上述方案。此次人道援助将通过物资援助的形式进行，旨在改善朝鲜妇女儿童的医疗健康状况，援助物资包括保健医疗营养品等。 　　会议达成的共识认为，应区别看待对朝鲜民众的人道主义援助与政治因素。政府基于这一共识，批准通过两个国际机构向朝鲜提供援助。韩国统一部同时表示，援助的具体时间和规模将综合考虑韩朝关系等情况后再做决定。