とある日の深夜、しばらく連絡していなかった友達、そうですね、M君と呼びましょうか。そのM君がWeChat(微信)で写真付きのメッセージを送ってきてくれました。写真は彼が入っているあるWe Chat Group(微信群)のChat画面スクリーンショットでした。なんと、私のこのライチFM番組の話をしているんじゃありませんか!M君は私のことを知っているのでとても鼻が高かったようでした。それで、「あなたのことを誇りに思っているよ」と言わんばかりに送ってきたわけです。
「世間は広いようで狭い」。つくづく感じましたね。人と人、自分と他人は、このずっと続く空のように、私の知らないところで知らない形でつながっています。感動、感激...いやいや冷静に考えてみれば、ただの、注目される嬉しさ、つまり自己満足に過ぎません。
このような出来事は、よく「不思議な縁ですね」と片付けられるかと思いますが、微笑ましいことばかりじゃないのが、世の中です。
素性(すじょう)の知らない人から「何とか君からあなたのことを聞いている。もっと知りたいと思うからぜひ友達になってください」と言われたら?抵抗感ありますよね?個人情報が意外なところで漏れてしまい、迷惑メールがバンバン来ていたら?いやで危険を感じますよね?かといって完全に防ぐ方法もありませんよね?される側だから、人の行動をコントロールできないから、どうしようもないでしょう。
でも、逆の立場を考えると、そのような無神経な行為をしないというチョイスをすることはできるんです。それは思いやりというものです。「己の欲(ほっ)せざる所は人に施す勿かれ」。
自分のこと、他人のこと、神様のこと。森羅万象と言われるが世の中にその3種類のことしか存在しません。神様のことはもちろん、他人のことも基本的に自分の力じゃどうにもならないので、私たちは自分のことだけちゃんとコントロール・管理すればいいんです。それだけで十分修行になります。
話がちょっと発散しすぎてしまいました。M君も今日の番組を聞いているなら、くれぐれも誤解をしないでくださいね。責めているわけじゃないから。というか、この番組のこと、私のことを宣伝してくれてありがとう。これからも頑張りまーす。