《四月は君の嘘》2

《四月は君の嘘》2

2017-04-16    02'01''

主播: 乐学日本语

580 62

介绍:
【文本】 同じ中学だと知ったときは舞い上がりました。 どうやれば声かけられるのかな。 購買部にサンドイッチ買いに通おうかな。 でも、結局眺めてるだけでした。 だってみんな仲良すぎるんだもの。 私の入るスペースはないんだもの。 子どものころに手術をして、定期的に通院して、 中一のときに倒れたのをきっかけに、 入退院の繰り返し、病院で過ごす時間が長くなりました。 ほとんど学校に行けなかったな。 あまり自分の体がよくないのは分かってました。 ある夜、病院の待合室で お父さんとお母さんが泣いているのを見て、 私は長くないのだと知りました。そのときです。 私は走り出したのです。