北京市は3月29日、向こう15年間の発展計画案「北京市全体計画(2016~2030年)」を公表し、各界からの意見を募集しています。
計画案には、北京市を政治、文化、国際交流、科学技術の中心として発展させ、国際的な一流都市として住みやすい街を目指すことが盛り込まれています。
都市の空間配置は13のエリアに分けられています。現在の中心部の機能を分散、最適化、再構築すると同時に、受け皿になる周辺地区の機能のグレードアップと、効果的な結びつけを目指しています。これにより2030年までに、渋滞や住宅価格の高騰、大気汚染などといった「大都市病」が著しく緩和され、住みやすい国際的な一流都市になると同時に、北京・天津・河北地域の一体化がほぼ形成されます。さらに、2020年からは常駐人口の規模を凡そ2300万人程度に収めます。(翻訳 朱丹陽 梅田謙)
北京于3月29日公布了一份关于未来15年城市发展规划的《北京城市总体规划(2016-2030年)》草案。根据这份草案北京的战略定位是政治中心、文化中心、国际交流中心、科技创新中心,发展目标是建设国际一流的和谐宜居之都。
这份规划草案提出,北京将构建拥有13个新城的城市空间结构,将中心城区的功能疏解、优化、重组,并与外围地区的功能承接、提升有机结合起来。到2030年,北京将基本建成国际一流的和谐宜居之都,治理交通拥堵、房价高涨、大气污染等大城市病取得显著成效,京津冀区域一体化格局基本形成。在城市规模方面,2020年以后北京常住人口规模,长期稳定控制在2300万人左右。