米航空宇宙局、マリランド大学、カナダ環境・気候変動省などの研究機構が2017年明らかにしたところによりますと、この10年間、中国の二酸化硫黄排出量が75%減少したということです。
この研究成果は米航空宇宙局の衛星観測データに基づいて分析して得たものです。ドイツのシュプリンガー・ネイチャー出版社グループ傘下の雑誌「サイエンティフィック レポーツ SCIENTIFIC REPORTS」はこの研究成果を掲載しました。
それによりますと、中国の二酸化硫黄排出量は2007年にピークを迎え37兆トンとなったが、その後減少を続け、2016年には約8兆トンまで減少したということです。
二酸化硫黄は主に石炭などを燃すことによって排出されたもので、化学転化によって生じた粒子は、スモッグ発生の要因の一つだとされています。(翻訳 朱丹陽 KOKUSEI)
新研究显示 过去10年中国二氧化硫排放量大幅减少
新华社消息:2017年美国航天局、马里兰大学、加拿大环境和气候变化部等机构研究发现,过去10年,中国二氧化硫排放量减少约75%。
这项研究成果依据美国航天局的卫星观测数据而得,发表在施普林格-自然出版集团旗下的《科学报告》杂志。
据此研究成果,中国二氧化硫排放量在2007年达到峰值,约为37兆吨,之后逐年下降,2016年降至8兆吨左右。
二氧化硫主要由燃煤排放,经化学转化生成的颗粒物被认为是中国雾霾的主要成因之一。