通信によりますと、米国務省は2017年10月12日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)を脱退する声明を発表しました。関連条項に基づき、2018年12月31日に正式に脱退するということです。
同日、米国務省は声明で、ユネスコ脱退の理由について、増え続ける費用、抜本的な改革を必要とする組織、「続くイスラエルへの偏見」などであるとしています。
これについて、ユネスコのレーク事務局長はこの日、遺憾の意を示し、「世界各地で衝突が続き、社会が分裂している。そんな中で、米がこの教育拡大、平和促進、文化保護を担当する国連機関を脱退することを、非常に遺憾に思う」と述べました。
なお、米のユネスコ脱退は、今回が初めてではなく、1984年にレーガン政権も腐敗や管理の混乱などを理由に脱退しており、2003年に復帰しました。(翻訳 朱丹陽 梅田謙)
美国宣布退出联合国教科文组织
新华社消息:美国国务院于2017年10月12日宣布,美国决定退出联合国教科文组织。根据相关条款,美国的退出将于今年12月31日正式生效。
美国务院在当天发布的一项声明中称,美国决定退出联合国教科文组织的主要考虑包括不断增加的欠费、机构需要根本性改革及该组织“针对以色列的持续偏见”。
联合国教科文组织总干事博科娃当天就美国宣布退出该组织发表声明,对这一决定表示“深切遗憾”。博科娃说,全球各地冲突仍在肆虐,撕裂社会,十分遗憾在此时美国退出了负责推广教育、促进和平与文化保护的联合国机构。
事实上,这并不是美国第一次退出教科文组织。1984年,美国里根政府指责联合国教科文组织存在腐败和管理混乱等问题,宣布退出该机构,直到2003年才重返该组织。