中国の国有鉄道会社・中国鉄路総公司は1月2日、北京で業務会議を行いました。陸東福社長が、「去年は8010億人民元を費やして、新たに3038キロの路線を開通した。今年はさらに3500キロを敷設する予定だ」と述べた。
中国では去年、陝西省の宝鶏と甘粛省の蘭州を結ぶ宝蘭線、陝西省の西安と四川省の成都を結ぶ西成線、河北省の石家荘と山東省の済南を結ぶ石済線などの各高速鉄道が開通した。また技術的にもレベルアップしている。これについて陸社長は、「中国の標準規格に基づて造られた『復興号』は、営業運転速度が350キロに達し、高速鉄道の建設や運営が新たなレベルに乗った。また、蘭州と重慶を結ぶ蘭渝鉄道や西成線の開通により、難所である四川省北部を乗り越えることができた」と強調した。
このほか、去年の鉄道の利用者数は前の年より9.6%増えてのべ30億3900万人となり、貨物輸送量は10.1%増えて29億1800万トンとなった。また安全走行を続けており、乗客の死亡事故はなかった。(翻訳 朱丹陽 森雅継)
中国今年将投产高铁新线3500公里
中国铁路总公司工作会议1月2日在北京召开。公司总经理陆东福做工作报告时指出,去年中国铁路完成固定资产投资8010亿元人民币,投产新线3038公里。今年将再投产高铁新线3500公里。
2017年陆续有宝兰高铁、西成高铁、石济高铁等项目投产运营。与此同时,中国铁路技术创新也跃上了新台阶。中国铁路总公司总经理陆东福介绍:“中国标准动车组命名‘复兴号’并实现时速350公里商业运营,树起了世界高铁建设运营的新标杆;兰渝铁路、西成高铁开通运营,破解‘蜀道难’取得历史性突破。”
此外,2017年,中国铁路完成旅客发送量30.39亿人、同比增长9.6%,货物发送量29.18亿吨、同比增长10.1%。运输安全持续稳定,全年没有发生造成旅客死亡的责任行车事故。