ロシア政府は7月4日、法律情報のホームページで、極東のソビエツカヤ・ガバニ港を、自由港であるウラジオストクエリアの区域とする文書にプーチン大統領が調印したと発表しました。
この文書によりますと、ソビエツカヤ・ガバニ港一帯で、自由港制度の枠組み内として、15件のプロジェクトが実施されるとのことです。このうち個人投資によるものが約8億5400万ドルに相当する40億ルーブル以上となり、1800人分の雇用が発生すると見込まれています。
ロシアはここ数年、極東地域の開発に力を入れています。2015年7月にプーチン大統領が、ウラジオストク自由港を設立する法案に調印しました。港の総面積は3万4000平方キロメートルに達し、利用期間は70年で、立地企業は税収や関税、検疫などの面で優遇策を受けられるとのことです。(翻訳 朱丹陽 森雅継)
俄总统批准在远东苏维埃港实行自由港制度
据俄罗斯官方法制信息网7月4日报道,俄总统普京日前签署法律文件,批准将远东地区的苏维埃港纳入符拉迪沃斯托克自由港区域,实行自由港制度。
根据这项法律文件,在符拉迪沃斯托克自由港制度框架内,苏维埃港行政区内计划实施15个投资项目,预计私人投资额将超过540亿卢布(约合8.54亿美元),创造约1800个工作岗位。
近年来,俄罗斯政府大力实施远东开发战略。2015年7月,普京签署设立符拉迪沃斯托克自由港的法案。该自由港总面积3.4万平方公里,开放期限为70年,在税收、海关和检疫等方面为入驻企业提供政策支持和优惠。