「中国(海南)自由貿易試験区の全体案」が去年10月に発表されました。2020年までに海南を高基準かつ高品質の自由貿易試験区に建設するとともに、自由貿易港の建設も探りながら進めていく内容が盛り込まれています。また、太平洋、インド洋に面する重要な開放門戸、国家生態文明試験区、国際観光レジャーセンター、国家重要戦略サービス保障区を目指していくと強調しました。
これについて、専門家は「海南は経済基盤が比較的弱く、産業構造が揃わず、市場が未熟するなどの問題を抱えている。自由貿易と自由港の建設には多くの課題にさらされている」と、能力建設、体制建設、越境網建設の必要性を指摘しました。一方、「海南を中国の特色ある自由貿易港に作り上げることは、新たな対外開放が推し進めるだろう」と意気込んでいます。(翻訳 朱丹陽 森雅継)
去年10月,《中国(海南)自由贸易试验区总体方案》对外公布。方案明确,到2020年努力建成高标准高质量自贸试验区,并逐步探索、稳步推进海南自由贸易港建设。方案还提到,未来海南将打造成中国面向太平洋、印度洋的重要对外开放门户,国家生态文明试验区,国际旅游消费中心以及国家重大战略服务保障区。
学者表示,海南经济基础相对薄弱,产业结构单一,市场发育不全,使自贸区和自贸港建设面临诸多挑战。学者还认为,海南建设中国特色自由贸易港,将推动新一轮对外开放。未来海南需加强能力建设、体制建设和跨境网络建设。