今天在微博看到能年玲奈的后援会账号发了一张 以能年犬的照片做封面的 又吉直树的东京百景的文库本的图片。
喜欢能年好多年了,最近又正好在看这本书,就觉得好巧呀。
于是突然想到,之前收藏过一篇有关这两位互相写信的微博来着。当时想着先收藏,之后再看,结果一直都没再点开。
正好,今天又突然想起来,点开一看,哈哈哈,能年这文风就是小学生的日记嘛,也好像我自己平时讲话或者在社交软件上发文的风格,通篇就是详细的心路历程描述和流水账般的记录。
正巧很适合读一读,没什么生词,也很口语化。
能年重新出道改叫のん之后,我还是习惯叫她能年玲奈。虽然她的名字真的很拗口。
感觉现在的能年比以前更努力了,也更适应演艺圈的环境了,我心中top1的短发女演员,希望她永远有着一如当初那般清澈明亮的眼神。
BGM也是能年自己的歌哦おやすみ
以下是原文:
又吉直樹さま
こんにちは。のんです。この度は、大友良英さんから手紙のリレーを受け継ぎ、私が、次にリレーを繋ぎたい人を指名するということで、又吉さんにお願いさせていただきました。中々、繋がりの薄い筋からの指名で驚いた事と思うので、理由を説明すると、「こんな機会でもないと手紙を書かない相手を選んでみよう!」と思い立って考えてみたら、又吉さんの名前が頭に浮かびました。お受けしてくださってありがとうございます。すごく嬉しいです。
又吉さんとは、薄い繋がりながらも印象深い初対面だったなと思います。その時は今回とは逆の立場で、又吉さんからのご指名という事でした。又吉さんが選ぶ文学作品に出てくる女性をのんが体現するという漫画雑誌『スピリッツ』の企画。この仕事が舞い込んだ時は、お会いした事のない又吉さんからお声が掛かったというのにビックリして、その時点では「編集さんが呼んだのでは?」と半信半疑のままでしたが、企画も又吉さんとというのも面白そうだったので是非やりたいとお返事しました。撮影では、私が今まで挑戦した事のない、艶っぽい気高さみたいなのを目指した写真を撮ってとても楽しかったです。インタビューの時に火花のお話を聞けたのも嬉しかったです。
撮影現場では、又吉さんはあんまり目を合わせてくれなかったので、「これはやっぱり、又吉さんの指名ではなくて編集さんが選んだのかな?」と確信しました。そうしたら、しばらく経って、『別冊カドカワ又吉直樹』という本で、再び指名をいただいたという事でした。私が一人で写真に写って、その写真から又吉さんが短編を書くというもので、これもまた楽しい仕事になりました。素敵なラブストーリーが出来上がってきて感動しました。又吉さんは、青春を描く作家さんなのだなあとしみじみと、改めて意外に感じました。何となく、凄まじく奇天烈(キテレツ)な作品を書きそうだなという勝手な先入観を持っていたので、火花の時も青春を感じる作品にビックリしました。そこから段々、テレビで拝見する度に、少年のように見える気がしてきて、不思議な方だなあ、と思っていました。人を寄せつけないようなイメージだったけど、とても親しみやすい、素直な人柄の方なのかもと自分の先入観を塗りかえました。
なのですが、こないだ、満島ひかりさんと坂元裕二さんの朗読企画『詠む読む』に私が参加させていただいた時に、満島さんに楽屋(がくや)挨拶に来られた又吉さんを発見して、私もご挨拶しなきゃ!と思って近くへ行ったら、初めて会うみたいな反応をされたので、私も萎縮(いしゅく)してしまって、挨拶しに行ったのが恥ずかしくなって、楽屋に戻って後悔しました。声をかけなければよかった…と項垂(うなだ)れました。そんな精神的ダメージを受けたのんですが、「又吉さんからの指名」だという魅力的な仕事をおいそれと受けてきた自分が健気(けなげ)に思えてきて、「今回は指名返しができるぞ!」と強気に自分を慰める気持ちで書いています。よく考えたら、芥川賞作家の又吉さんに自分の書いた文章を送るって、とんでもなく恥ずかしいことをしているんじゃ…と後から気付いたのですが、今回は、指名に対する仕返しが最大のテーマなので、気にせず楽しく手紙を書いてみました。おかしな日本語使っていたらすみません。また、面白そうなお仕事でご一緒できたら嬉しいです。
PS .この和紙で出来た便せんは、練り込んである押し花が火花が散っているように見えたのでえらびました。
のんより