【万葉恋歌-桜の章】07 何処にいても

【万葉恋歌-桜の章】07 何処にいても

2017-11-02    02'39''

主播: 満天星

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介绍:
Track 07 无论在哪里 「あっ、あの後姿…似てる!はあ~なんだ、違う人かぁ~」 いますれ違った人、彼女に似ていたなぁ。 (パッ)「痛っ!あっ、あぁすみません!大丈夫です!ぼーっとしていただけです…これ、まとめておけばいいんですよね?先輩の頼みならいつでも引き受けますよ~そんなに心配しないでください。俺はいつだって元気ですから。」 会社の廊下、社員食堂、毎日乗る電車、近所のコンビニ…ふと彼女がいるんじゃないか、どこかですれ違っているんじゃないかと、思わず探してしまう。 「また気のせいかぁ…」 でも…どんなに目を凝らしても、彼女を見つけることはできなかった。忙しい日が続き、もう随分と彼女と会っていなかった。彼女は今夜も一人、星明りの下を歩いているのだろうか。少しでも俺のことに気づいてくれていたなら…なんて思ってしまう自分を情けなく思ってしまう。 「こんなにも人を好きになるなんて…」 彼女の姿を思い出すだけで、暖かくて、幸せで、切なくて、苦しくて…もし恋の病で死ぬことがあるなら、俺はもう…千回は死んでいるんじゃないか… 「そういえば、こんな歌が万葉集にあったなぁ~」 『思ふにし死にするものにあらませば千遍そわれは死にかへらまし』 恋焦がれて死ぬなら、私はもう千回死んでいる。 今夜もビルの窓から見える星たちに、彼女とまた会えるように祈る。 啊!那个背影很像她。唉……什么啊,原来是别人。 刚刚擦肩而过的人,长得真像她。 (碰撞声) “唔。啊,对不起!没事儿!我刚才走神了……了解~要整理这些东西对吧。前辈,只要是你的委托,我随时都会帮忙的。别这么放心不下我,我可是精力十足的哦!” 在公司走廊、员工食堂、每天乘坐的电车、家附近的便利店,我总是不自觉地四下寻找她的踪影。总感觉她就在旁边,或许我们会在哪里擦肩而过。 又是我的错觉…… 然而,无论多么仔细地寻找,我还是找不到她的影子。忙碌的日子持续着,已经很长时间没有遇到她了。今夜,她是否也独自漫步在星光下?或多或少,她是否注意到了我?——连我自己都觉得自己很可悲。 我怎会如此疯狂地恋上她……一想到她,暖意、幸福感、心痛与苦闷就涌上心头…… 如果有人因爱情而死,我恐怕已经死了上千回。这么说来,《万叶集》里也有这样的相思之歌。 『若是相思,致人于死;我已死而返,何止千次。』 ——若恋爱令人心焦而死,我已经死过一千回了。 今夜,我照旧向着房间窗外的繁星们祈祷,请让我再次遇到她。