【万葉恋歌-桜の章】 08 逢いたい気持ち

【万葉恋歌-桜の章】 08 逢いたい気持ち

2017-11-02    03'07''

主播: 満天星

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介绍:
Track 08 想要相见的心情 「あぁ~今日も疲れた~はぁ、一人で飲む酒がこんなにおいしくないなんて、初めてだ。」 いますぐに会いたい。いますぐに抱きしめたい。自分の気持ちに気づいた時から、毎日会いたくてたまらなくて…どうしたらいいのか分からない…でも、いざ会ったら、まともに顔も見れない。俺ってかっこ悪いなぁ~最近の俺は四六時中こんなことばかり繰り返し繰り返し考えている。 「はぁ~気晴らしにテレビでも見ようかなぁ~」 ぼんやりと見つめていると、ある人気女優がゲストとして出てきた。出演者に軽く会釈をし、その女優の笑顔がアップで映された瞬間、あの日見た彼女の顔と重なった。 「会いたいなぁ~」 いま彼女は何をしているんだろう。どこにいるんだろう。誰と一緒にいるんだろう。誰を思っているんだろう。聞きたくても聞けないことがたくさんある。 「俺って、こんなに臆病だったかぁ?駄目だ!酒もテレビも集中できない!へぇ~こんな日はもう寝よう。」 「おやすみなさい…って、誰もいないかぁ~」 その夜、夢の中に彼女が出てきた。俺の方に手を差し伸べて笑っている。彼女の手を取り、俺もつられて笑う。彼女の大きな瞳に俺が映っている。きっと俺の瞳の中にも彼女が映っているだろう…優しく幸せな果かない夢物語。 『相見ては面隠さるるものからに継ぎて見まくの欲しき君かも』 会えば恥ずかしくて顔も見れないが、できることならもっと貴方に会いたい。 これが現実になればいいのに…何度も何度も夢の中で祈った。 啊~今天也很累啊。 一个人喝酒是这样的难以入口,还是第一次。 我想现在就见到她,想马上就抱住她。从发现自己心情的那一刻开始,每天都想见她想得不得了,不知道怎么办才好。但是,一旦见到了,却又害羞。 我这个人,真是失败啊! 最近的我,一天到晚,都在反反复复地想着这样的事情。 啊~为了消愁解闷,看看电视吧。 呆呆地看着电视,那个人气女优是作为客人出来的。她对着演出者微微地点头,那个女优的笑脸,特写放大的那一瞬间,和我那天见到的她的笑脸重叠了…… 好想见她啊。现在她在做什么呢?在哪里呢?和谁在一起呢?她在想着谁呢?想问却不能问的事情实在是太多了。 我,是这么胆怯的人啊? 不行啊,不管是酒还是电视都无法令我专注。这样的日子,还是早些睡吧。 即使说“晚安”也没有人听啊…… 那天晚上,她出现在了我的梦中。她笑着向我伸出手。我握住她的手,也被她所感染而笑了。她大大的眼睛里,映出了我的身影。肯定,在我的眼中,也映着她的身影吧。温柔的,幸福的,短暂的梦物语。 『对面头不抬;却愿常相见,君再来。』 ——即使见到了也因为害羞没能看到她的脸,如果可以的话,还想要见到你。 这要是能够变成现实的话会有多好啊。我在梦中不断的祈祷。