介绍:
春過ぎて 夏来にけらし 白(しろ)妙(たへ)の
衣(ころも)ほすて(ちょ)ふ(う) 天(あま)の香(か)具(ぐ)山(やま)
持統天皇
■主題 すがすがしい夏の訪れ 「新古今集」
■歌意 春が過ぎて夏がやってきたらしい。夏になると白い衣を干すと昔から言い伝えられている天の香具山に、あのように白い衣が干してあるよ。
■解説 香具山の｢緑」と衣の｢白」の対比が印象的だ。白い衣によって夏の到来を知ったのである。
■作者 天智天皇の皇女。女帝である。
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