35【夜读书】From everywhere-35 朗读:lemon文:坂本真绫
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新年彩蛋 日文&中文:Lemon
リスナーの皆さん、明けましておめでとうございます。レモンです。
いつも坂本真綾さんの「From Every Where」を聞いて頂き、ありがとうございました。
坂本真綾さんのヨーロッパ遊記は本当に面白い作品です。親近感を覚える、生き生きとした口調で綴られたこの物語は、一読者の私に、行ったこともない国の景色をまるで目の前にでもあるように感じさせました。
私は元々声優が好きで憧れています。こうして、好きな声優さんの日記っぽい作品を読んで、彼女の新たな一面を見つけることも、またたまらなくて楽しく思うのです。
素敵な作品と出会うこと、そしてこのような形で素敵なリスナーさんに届くことーー朗読好き者の私にとっては、これ以上嬉しく思えることはありません。私はこれからも皆さんの期待を裏切らない朗読作品が作れるよう頑張ります。ですので、どうかこれからも「From Every Where」及び初声の様々な作品を応援してください。
各位听众朋友们,新年快乐。我是lemon。非常感谢大家对由坂本真绫所著的《From Every Where》的支持。
坂本真绫的这本欧洲游记是一部非常有趣的作品。她用生动且平易近人的语气,叙述的这部作品,让身为读者的我觉得那些陌生的国度的风景仿佛就出现在自己的眼前。
我个人本身就非常喜欢声优。对我而言,像这样通过阅读自己喜欢的声优的日记式作品,从而发现她的另一面,也是一件十分有趣且令人欲罢不能的事情。
遇上值得一读的好作品,遇上一值得为之一读的好听众。对身为一名朗读爱好者的我而言,没有比这两件事更令我觉得开心的了。在接下来的日子里,我会更加努力拿出不辜负各位听众的更好的作品。因此,也希望各位听众朋友们能够继续支持《From Every Where》以及初声日语的其他精彩节目。
初声电台不仅有好声音还有丰富多彩的节目内容,周三的晚安电台 周五的语法小讲堂 周日的日语脱口秀。相信会给你不一样的震撼。喜欢我们的节目就请转发给更多的人吧,2017年我们继续相约在初声日语中!
朗读:初声教学部 Lemon
译文:初声教学部 阿鲁
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初めての外国で緊張もしたし、英語ができなければ何も通じ合えないと思い込んでた。でもその旅で結局思い知ったのはことばの壁よりも、素直に人と接するのが下手な私のコミュニケーションの壁のほう。それは日本で暮らしている日常でも同じことなんだ。私は、他人がどう思うかをいつも気にしている。誰かのためにことばを選んで、誰かの望む答えをしていくことが、「自分のしたいこと」だとずっと思い込んできたところがある。
結局私すごいかっこつけたがりなんだと思う。いつも誰かに認めてほしい、褒めてもらいたいって願望が、人よりも強いんじゃないかって気がする。かっこいいと思われたい、少しでも尊敬されるような人間になりたいっていう気持ち、ほかの人にもあるのかなあ。しかもたちが悪いことに、私はそういうところを隠そうとしてるし、自分でも見ないふりをしている。さも「全然他人のこととか気にしないんで」みたいな余裕な態度を取りながら、内心びくびくしている。
こんな思いにとらわれてしまうのは、たぶん、とことん自信がないからなんだってこともわかってるんだ。自分に自信がある人はきっと人からどう思われようと気にならないはずだもの。かっこわるい。悔しい。わかっちゃいるんだけど。
あれから、たくさんの国に行った。ひとりでも行った。ホームステイもした。その度に思う。外国でことばが通じないときに感じる疎外感は、同じ日本語で話しているのに自分の気持ちがうまく伝えられない、人と腹を割ってわかり合えないと思う時のそれに比べたら、どうってことない。私は英語が喋れないことよりも、自信のなさを取り繕ってかっこつけていることのほうがよっぽど恥ずかしい。こうやってひとりになりたい願望が強いのは、正論ぶったことばかり言ってる学級委員みたいな自分から少し解放されて楽になりたいからなのかも。いや、もしかしたらその逆で、徹底的にことばというツールを自分から取り上げた環境でどれだけ気持ちを外にぶつけられるか、試して、いじめて、鍛えたいのかも。
でも、作詞をしている時や文章を書くときだけは、真実の自由になれるのに。誰のためでもなく自分のために、正直に想いをことばにできるのに。自分の中から生まれることばに堂々と責任を持っていられる。だから本当はできるはずなんだ。ひとりで内側に籠って書くときだけじゃなくて、声や態度でも、外に向かってちゃんと想いを伝える術が私にもあるはずなんだ。
私なりに思う「世界共通三大良いことば」。こんにちは、ありがとう、おいしい。入り口はいつもそこ。世界中どこだって、挨拶することと、お礼を言われることと、おいしいものを食べることが嫌いな人はいないもの。
因为第一次出国很紧张,坚信自己不会英语的话什么都无法沟通。但是那次旅行结束后我发现比起语言壁垒,不擅长直率地与他人接触,挠头的人际关系才是我真正的壁垒。这跟我在日本日常生活中经历的一样。我总是在意别人怎么想。我一直认为为对方而选择恰当的语言,给予别人期待的回答就是我想要做的事情。
结果我发现是自己一直在逞强。我总是觉得自己想得到认可和赞美的欲望比其他人要更强烈。希望别人觉得我很厉害,希望自己多少能成为受人尊敬的人,这种心情别人是否也会有呢。而且糟糕的是,我把这种心情隐藏起来,装作自己也看不到。表面上表现得从容不迫,仿佛“完全不在意他人的想法”似的,但其实内心却战战兢兢。
被这种想法所束缚住的,说到底大概就是缺少自信吧。对自己有信心的人肯定不会去在意别人的想法。真是惭愧啊。好不甘心啊,明明这些自己都心知肚明。
从那以后,我去过很多国家。也有一个人去的。也有过寄宿于当地人家庭的经验。那时候我在想。在国外语言不通的时候所感受到的疏离感,和即使同样用日语交流也无法顺畅地传达自己的心情,跟别人不能推心置腹地坦诚相待的时候相比,都算不得什么了。比起我不会讲英语,明明没有自信却仍在逞能更加让自己觉得羞愧。渴望独处的意愿强烈的原因大概就是想让自己从仿佛义正言辞的班干部的状态中稍稍解放开来,变得轻松一些。不,也许正好相反,也许我想知道在彻底抛弃语言这种工具的环境中,自己是否会被击垮?我想去尝试,去刁难和锻炼自己。
但是,只有在作词或写文章时得到了真正的自由。不为任何人仅为自己诚实的写出自己的想法。为发自内心的语言堂堂正正地负责。所以,其实我可以做到。我一定有能力,不只是一个人关起门来写东西的时候,在面对向他人时,通过声音和态度也可以好好地传达出自己的想法。
我所认为的“世界通用三大良言”。你好,谢谢,好吃。大千世界无论何处,他们是永远的入口。没有人会讨厌礼貌的寒暄、真诚的道谢和品尝美食。