中国では10月1日から7日まで、国慶節(建国記念日)の大型連休を迎えています。国家観光局データセンターの統計によりますと、連休五日目に国内の観光地を訪れた観光客数は延べ8300万人となり、去年の同じ日と比べ10.7%増えたということです。この日1日の旅行消費額は665億元(約1兆302億円)で、去年の同じ日と比べ13.3%増加しました。
また、1日から5日までの5日間の国内旅行消費額は合わせて4062.5億元(約6兆2934億円)となり、5日間の観光客の延べ人数は5億人近くにのぼりました。
今回の国慶節連休では、都市部と都市郊外での観光のほか、民俗・文化の見学をテーマとする旅行などが人気です。中でもG20サミットが開催されたばかりの杭州は特に人気を集めており、5日にはこの日だけで、去年よりも32.95%多い、延べ262万5000人が杭州を訪れたということです。
また、5日からはUターンラッシュが始まり、この日だけで延べ1100万人が鉄道を利用したとのことです。