可恶的月光可恶的海
友子、たっだ數日の航海で僕はすっかり老け込んでしまった。潮風がつれてくる泣き聲を聞いて、甲板から離れたくない。寢たくもない。僕の心は決まった。陸に著いたら、一生海を見ないでおこう。潮風よ、なぜ泣き聲をつれてやって來る。人を愛して泣く、 嫁いで泣く、子供を生んで泣く。君の幸せな未來図を想像して、涙が出そうになる。でも、僕の涙は潮風に吹かれて、あふれる前に乾いてしまう。涙を出さずに泣いて、僕は、また老け込んだ。憎らしい風、憎らしい月の光、憎らしい海。 十二月の海はどこか怒っている、恥辱と悔恨に耐え、さわがしい揺れを伴いながら、僕が向かっているのは故郷なのか、それとも、故郷を後にしているのか。
才几天的航行,海风所带来的哭声已让我苍老许多。我不愿离开甲板,也不愿睡觉。我心里已经做好盘算。一旦让我着陆,我将一辈子不愿再看见大海。海风啊,为何总是带来哭声呢?爱人哭、嫁人哭、生孩子哭。想到你未来的幸福我总是忍不住想要流泪。只是我的泪水总是在涌出前就被海风吹干。涌不出泪水的哭泣,让我更苍老了。可恶的风,可恶的月光,可恶的海。十二月的海总是带著愤怒。我承受著耻辱和悔恨的臭味,陪同不安静地晃荡。不明白我到底是归乡,还是离乡!