米経営学者 中国の経済構造転換を評価
米ペンシルベニア大学のビジネススクールである「ウォートン・スクール」のジェフリー・ギャレット学部長は4月2日、「現在の米・中の経済貿易関係は、15年前と比べて、より密接で釣り合いの取れた関係となっている。中国経済の構造転換の成功と、その巨大な消費市場は、今後の米の経済成長にとって非常に重要だ」と明らかにしました。
中国の経済成長が消費依存型へ転換するにつれ、巨大な国内消費市場への注目が高まっており、米の今後の経済成長にとってもますます重要な存在になるとみられています。これについて、ギャレット学部長は「中国は今、米の多国籍企業にとって生産拠点であるのみならず、製品を投入する消費市場にもなっている。これは新しい現実である」と指摘しました。
さらに、ギャレット学部長は「中国経済の成長エンジンは投資と輸出から消費に変わりつつある。容易な転換ではなかったが、この転換に成功したことは、両国にとって非常に重要である。これによって中国の中産階級の消費層は、世界経済の最大のエンジンになるだろう」と見込んだ上で、「対話こそ、相手国をよりよく理解するための道だ。米中両国が話し合いに力をいれることは、二国間の関係深化、そして世界の繁栄と安定にとって非常に重要なものだ」と強調しました。(翻訳 朱丹陽 梅田謙)
美专家认为中国经济转型对美国至关重要
美国宾夕法尼亚大学沃顿商学院院长杰弗里•加雷特4月2日表示,与15年前相比,今天的中美经贸关系变得更密切也更平衡,中国经济的成功转型,以及巨大的消费市场,对美国未来的经济增长非常重要。
随着中国经济越来越转向消费驱动,巨大的中国消费市场对美国未来经济增长变得愈发重要。加雷特说:“一个新现实是,中国不仅是美国跨国公司的生产基地,同时这些公司也把越来越多的产品投放中国市场。”
加雷特认为,中国经济增长从依赖投资和出口转向依靠消费并非易事,但中国经济的成功转型对于中美两国来说都非常重要,中国的中产阶级消费群体将是全球经济最大的增长引擎。他还认为,只有通过对话中美才能更好地了解对方,中美加强接触对于发展双边关系和维护世界繁荣稳定至关重要。