国連国際労働機関(ILO)のガイ・ライダー事務局長は去年12月7日、バリ島で開かれていた第16回アジア太平洋地域大会で、より多くの「名誉ある職場」の創出を呼びかけました。
ライダー事務局長は、「アジア太平洋地域は、貧困撲滅事業で大きな成果をあげているものの、依然として人口の10分の1が極度の貧困状態にあり、若者の8分の1が無職の状態にある」と指摘しました。さらに、「アジア太平洋諸国の政策制定者は、貧困撲滅を目指すため効果的な措置を講じることや、より多くの名誉ある職場の創出を通じて、持続可能な発展目標を実現するように」と呼びかけました。
このほか、「現在、地域一体化が疑問視されてはいるが、東南アジア諸国連合(ASEAN)を含めた一部の重要地域一体化プロセスは、着実に推し進められている」と強調しました。(翻訳 朱丹陽 梅田謙)
国际劳工组织 亚洲国家应努力创造更多体面的工作岗位
国际劳工组织主席盖伊•瑞德于去年12月8日在巴厘岛召开的国际劳工组织第16届亚太地区会议上呼吁,亚太地区国家政策制定者应采取有效措施减贫,创造更多体面的工作岗位,以实现可持续发展目标。
瑞德说,尽管亚太地区在减贫上取得了巨大成就,但仍约有十分之一的人口处于极度贫困,约有八分之一的青年人未就业。他呼吁亚太地区国家政策制定者应采取有效措施减贫,创造更多体面的工作岗位,以实现可持续发展目标。
瑞德还说,当前,区域一体化受到质疑,但一些重要的区域一体化进程,如东盟经济体仍在稳步前进。