去年11月7日、米国のソルトレイクシティで行われたハイ・パフォーマンス・コンピューティング(高性能計算技術)に関する国際会議で、中国が初めてゴードン・ベル賞を受賞しました。
受賞したのは中国科学院や清華大学、北京師範大学、中国国家スパコンコンピューター無錫センターなどが共同で研究開発したスーパーコンピュータ「神威太湖之光」で運用する気候予測アプリケーションです。
このアプリケーションについて、清華大学の研究員は、「向こう100年間の地球の気候シミュレーションを30日以内に完成させることができる」とし、今後の気候シミュレーションと天気予報のレベルアップにつながると話しています。
「ゴードン・ベル賞」は1987年に設立され、スーパーコンピュータのソフトウェア開発分野におけるノーベル賞ともされています。(翻訳 朱丹陽 梅田謙)
中国于去年11月17日,在美国盐湖城举行的2016年全球超级计算大会上,首次获得国际高性能计算应用领域最高奖——戈登贝尔奖。
这项应用由中科院、清华大学、北京师范大学等合作完成。它基于国家超级计算无锡中心的全球最快超算系统“神威•太湖之光”运行,能够帮助改善全球气候模拟和天气预报。
戈登贝尔奖设立于1987年,被誉为高性能计算应用领域的诺贝尔奖。