環境保護省は去年11月7日、第13次五カ年計画の一環となる「環境観測管理案」を公表しました。これは、2016年から2020年末までの第13次五カ年計画期間中、大気や地表水、土壌などの観測の質をコントロールするシステムを構築していくことを明らかにしました。また、情報開示や市民オンブズマンなどを実施することで透明性を高め、大気や水、土壌などの汚染防止活動計画のデータの正確性確保を目指します。
この日、環境保護省観測課の責任者は、「環境観測は環境管理と科学的戦略にとって重要な基礎である。同時に各級政府が、環境品質の改善や環境汚染対応での成果を評価する重要な根拠である。中国にとって第13次五カ年計画は、環境品質のレベルアップに重点に置き、大気、水、土壌汚染の防止で成果を出す重要な時期である」と強調しました。そのうえで、「今後、品質検査と審査の連動システムや環境保護と法律の連動システムを構築していく」と述べ、観測データへの管理強化を確認しました。(翻訳 朱丹陽 張国清)
中国环境保护部于去年11月7日公开发布《“十三五”环境监测质量管理工作方案》,明确表示,至“十三五”末,中国将全面建成环境空气、地表水和土壤等环境监测质量控制体系,进一步推进信息公开和公众监督,保障大气、水、土壤污染防治行动计划考核用数据质量。
环境保护部监测司有关负责人当天表示,环境监测是环境管理和科学决策的重要基础,是评价考核各级政府改善环境质量、治理环境污染成效的重要依据。强调“十三五”期间,是中国以改善环境质量为重点,打好大气、水、土壤污染防治三大攻坚战役的关键期。此外,还将建立质控检查与考核、环保与公检法的联动机制,提高对监测数据弄虚作假行为的震慑力。