中国　インフルエンザの予防強化が進む

中国工程院の徐建国氏をはじめとする専門家らが3月27日、北京で開かれた記者会見の場で、「この10年間で実施されてきた伝染病予防に関する重要プロジェクトは、インフルエンザの予防強化といった面で重要な役割を果たしてきた」と強調しました。 伝染病予防のための科学技術力の充実化を目指し、「エイズおよびウィルス性肝炎等重大伝染病予防」プロジェクトは2008年にスタートしました。突発性感染症予防のために、これまで170の研究項目に併せて28億元が投じられています。これによって季節性インフルエンザを含めた突発性感染症の観測や予測、診断などの能力が大幅に強化されました。（翻訳　朱丹陽　梅田謙） ３月２７日，中国工程院院士徐建国等有关专家在北京举行的新闻发布会上介绍说，中国传染病防治重大专项启动十年来，在提升流感防控能力等方面发挥了重要作用。 中国于２００８年开始启动“艾滋病和病毒性肝炎等重大传染病防治”科技重大专项，目标是完善国家传染病防控科技支撑体系。在突发急性传染病防控方面，中国先后投入２８亿元人民币支持１７０项科研项目，大大提升了在应对季节性流感及其他突发疫情防控中的监测预警、诊断等方面的能力。