朝礼を活かす
本誌を活用した朝礼には、社会人としての人間性を高め、企業の方向性やトップの意思を確認し、チームワークの向上を図るなどの狙いがあります。
その一方で、堅苦しく感じたり、人前で話すことに抵抗を感じるなど、なかなか前向きに取り組めないこともあるようです。
朝礼の効果を上げて、参加者一人一人にとって、より有意義なものにしていくには、参加者がほんのすこし、心の持ち方を変える必要があります。
例えば、「職場の教養」の感想を述べる際には、しっかり予習をして感想を準備しておくことです。ほかの方法として、朝礼で本文を読み、直感的に感じたことをスピーチすることもできます。前者は感じたことを吟味してまとめることから、物事を深く考察する力を養えます。後者は、感じたことを瞬時にまとめることから、即応力を養えます。
朝礼の内容を一つ一つ見直し、自身の成長に活用できる要素を見いだして、より良い朝のスタートを切りたいものです。